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鍛造とは?

 鍛造とは、鉄などの金属粗材を打撃・加圧することによって、さまざまな形状に加工することです。
 すなわち「鍛」とは、鍛錬することにより、金属素材の内部に生ずる気孔、偏折、粗大組織などの不均一性をなくして、組織を改良する意味を有し、「造」とは鍛錬と同時に目的の形状を作り、機械加工を省略、またその工数を減らす意味を持っています。
(出典・業種別審査事典第4巻・鍛造業偏・金融財政事情研究会)

鍛造業の歴史

 わが国における鍛造業は、明治維新の頃より「自由鍛造」による近代的鍛造加工が始まり、第2次大戦後は自動車を始めとする各種機械製品の量産化進展とともに「型鍛造」を中心に大きく発展しました。
(出典・業種別審査事典第4巻・鍛造業偏・金融財政事情研究会)

生産方式による鍛造の種類は?

 鍛造は過熱した素材をかつ変形して、所要の形状に成形する「自由鍛造」と、型を用いて、これに材料を圧縮して成形する「型鍛造」に大別されます。「自由鍛造」は大型部品や少量生産に適し、「型鍛造」は小型部品や量産品に適しています。
(出典・業種別審査事典第4巻・鍛造業偏・金融財政事情研究会)

温度別による鍛造の種類?

 鍛造を温度別に大別すると「熱間鍛造」「冷間鍛造」「温間鍛造」の3っに分かれます。
 材料の再結晶温度以上の鍛造加工を「熱間鍛造」といいます。再結晶温度は純鉄は630℃、鋼材900℃ですが、熱間鍛造の場合は一般には1100〜1250℃を言います。「熱間鍛造」は加工後に再結晶して軟化するため可鍛性が失われないという特色があります。  材料の再結晶温度以下、一般には室温に近い温度で加工される鍛造を「冷間鍛造」といいます。他の鍛造に比べ面粗さ、組織が良く、加工軟化により熱処理が省略でき、材料ロスが少ないという特色があります。市会一方、材料の変形抵抗が高いため、成形形状や、大きさに限界があります 「温間鍛造」とは、材料を200〜850℃まで加熱し、材料の変形抵抗を減少させて、靭性をいくらか犠牲にしても材料の強度を確保し、高炭素鋼やSUS304など難成形材などを鍛造する工法です。「熱簡単造」と「冷間鍛造」の中間領域にある新しい鍛造法です。
(出典「金型設計・加工技術」武藤一オ・高松英次著・日刊工業新聞)

プレス加工とは?

 プレスを辞引で見ると「締め付ける、押しつぶす」などと書かれていますが、技術的に言うと、次のようになります。
 「プレスとは2個以上のペアをなす工具を用いて、それらの工具の間に被加工材を置いて、工具で被加工材に強い力を加えることにより、被加工材に元の形に戻ることの出来ない変形を与えて行う加工」ということになります。この専用工具として用いるのが「金型」です 。
(出典・「基本プレス金型実習テキスト」山口文雄他著・日刊工業新聞社)

プレス型の種類は?

 プレス金型は加工目的によつて加工工程、構造が異なり多くの種類がある。加工目的で大別すると抜き型、曲げ型、成形型、絞り型となる。
これらは1工程で1加工する単工程型と、2工程以上を行う複合型、および単工程型を一定のピッチで配列し、加工材料をピッチ分づつ動かして、逐次工程を積み重ねる順送り型がある。  構造上からは簡易型、汎用型に分かれる。
(出典・「金型設計・加工技術」武藤一夫・高松英次著・日刊工業新聞社)

金型とは?

 金型とは、金属、プラスチック、ゴム、ガラスなどの材料を成形加工し、同一形状製品を大量生産するために作られた、金属性の型のことです。
(出典・業種別審査事典第4巻・金型製造業偏・金融財政事情調査会)

金型の種類は?

 金型の種類はプレス型、冷間鍛造型、熱間鍛造型、ダイカスト型、プラスチック型、ガラス型、ゴム型、粉末冶金型などがあり、それぞれ型によって、要求される性質が異なります。
(出典「金型設計・加工技術」武藤一雄・高松英次著・日刊工業新聞社)

金型に必要な性質は?

 金型の必要な性質は「硬さ」、「耐摩耗性」、「靭性(耐衝撃性)」、「熱処理変形性」、「耐熱性」、「耐食性」の5っです。
 基本的に要求される性質は「硬さ」で、これは焼入れによって得られます。「耐摩耗性」は一般には「硬さ」の高いものが優れているといえます。「靭性」は使用中に衝撃を受ける冷間鍛造用金型に必要な性質で、焼き戻しにより得られます。金型は寸法精度が要求されます。そのため熱処理加工による変形量の少ない鋼種を選びます、これが「熱処理変形性」です。金型は摩擦熱によって相当高温になるので、「耐熱性」が重要です。したがつて焼き戻しの軟化抵抗を大きくするMo、Cr、Coなどを含む鋼種を選びます。耐食性は金属成型用金型には要求されないが、プラスチック成型金型にとっては重要な要素です。これには最近は炭素量を低くした析出硬化形のマルエージング鋼を使います。
(出典「金型設計・加工技術」武藤一雄・高松英次著・日刊工業新聞社) 

プレス金型の機能は?

 金型はパンチとダイがあれば加工できますが、精度の高い製品を能率良く生産するためには、次のような機能が必要です。

  1. 加工製品は形状、寸法精度とも要求品質を満たすこと
  2. 加工製品は、しわ、傷など外観に不具合が発生しないこと
  3. 材料または半加工品は正しい位置に置くことが出来ること
  4. 1回のストロークで加工が終了すること
  5. 金型内に加工後の製品やスクラップが残らず、次の加工準備が出来ること
  6. プレス機械に容易に取り付けができ、加工中ずれないこと
  7. 耐摩性があり、予定生産量の過去ができ、この間必要な水準、機能を保つこと
  8. 保守整備が容易であること
  9. 各部の関係位置は正しく保たれ、作業中の調整を必要としないこと
  10. プレス機械への取り付け、及び加工時に安全で危険のないこと
  11. 運搬、取り扱いが容易であること
  12. 作業しやすく生産性が良いこと
  13. 工程はできるだけ短縮されていること。

(出典・プレス金型設計法・栗原昭八著・工業調査会)

金型製造業の歴史は?

 わが国の金型製造業は明治時代以降、今日まで量産成形工業の発展とともに成長を続けてきました。
 しかし飛躍的に成長を遂げたのは、新素材のプラスチック、軽合金の登場した第2次大戦以後のことです。
 特に昭和40年以後は、大口ユーザーである自動車、家電を中心とした量産加工組立産業の発展に負うところが大きく、従って金型メーカーの多くは第2次大戦後の創業が多くなっています。
(出典・業種別審査事典第4巻・金型製造業編・金融財政事情研究会)